今朝の朝日新聞を読んでいてタイトルにした<川柳も負けそう歌壇の「番外地」>が気になった。
朝日川柳のことだ。

最後のコメントを見ると「7句 17日掲載」と出ていた。
DSC_3956

そこで7月17日の朝日新聞を開いてみる。あった。読んでいなかった。
DSC_3957
なるほど。川柳は社会を風刺するため、現実を笑い飛ばしてしまったり政治を痛烈に皮肉るために生まれたものだが、紙面に紹介された短歌は、川柳も負けてしまいそうなほど風刺・皮肉が効いている。

<死語辞典ひもとき見れば「謙虚」あり「丁寧」「責任」「真摯」もありぬ>
という短歌も気になった。

私も一冊持っている筈だと思い、急いで書棚で「死語辞典」をさがしたが見つかったのはピアスの「悪魔の辞典」だった。岩波書店、300円、辞典らしく箱入り、初版は昭和39年、私のは昭和44年第9刷。5年間で9刷だから話題になった本だろう。
昭和42年に就職した私の初任給は23,800円。昭和44年は花輪高校に転勤、下宿生活を始めた年、下宿代を払えば昼食代だけが残る状態だった。宿直手当の存在が大だったが、その年の秋に「宿日直廃止闘争」が始まり、私は2日目か3日目の宿直当番になっていたが、その日の昼に闘争が勝利、宿直代行員制度が始まった。そのため明堂長根の新校舎に宿直した記憶はない。冬のボーナスでソニーのポータブル白黒テレビ(9インチくらい)をタカヤ電気から買い、牛乳箱を代用した本棚の上に置いて見ていた時代だ。本はマルダイとなりの浅利書店から買った。
悪魔の辞典のたまたま開いたページには
「悪人」 人類を進歩させて行く最も重要な要因。
「結婚」 共同生活体の一つの場合で、一人の主人と一人の主婦と二人の奴隷とから成り、それでいて全部合わせて二人にしかならない状態、もしくは境遇。