市役所の市民ギャラリーで「平川慧 絵の世界」展を見た。
これまで「まちなか美術展」で展示されていた絵もあった。昨年、1昨年と10月上旬ごろ市内のお店のショーウインドーを利用して行われた「まちなか美術展」で掲載されていた作品も展示されていた。
下の作品は昨年平山はかり店のショウウインドーに飾ってあって新境地と感じた絵だった。
平川氏の絵はシールを多用したりして紙に重みがあり、私が行った時には床に寝そべっていた。張り直して見ると、なんやら地図でも見ているような気がした。この絵は階段側にあったので光がよく当たって見やすかった。
「市民ギャラリー」と言いながら場所自体が南向きなので、後ろから強い光線が入り、作品にとっては不利だ。展示する市民、鑑賞する市民のことを考えた、ゆっくり鑑賞できる「市民ギャラリー」とするなら、庁舎北側売店付近の壁を利用するとか、設計段階から空間の使い方を考えるべきだったと思う。
階段付近が空いたから「市民ギャラリー」にしたという感が残る。第四庁舎の時のような市民ギャラリーを予想していたので残念だ。
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