この児童書に出会ったのは、退職して風の松原を歩き始めたころ。その年の6月1日から防風林を歩き始め、図書館では能代の砂防林に関する本を探していた。
その時に見つけたのが、児童室にあったこの本だった。その時にコピーしたものが残っていた。
その本の表紙は
この本を私が市立図書館から借りたのは2004年後半。その時近所に住む大沼秀彦さんは、「僕はその本を持っているよ」と話していた。大沼さんが亡くなった時、私が弔辞を読んだが、『動く砂山』を譲ってくれとは言い出せなかった。息子さんは現在秋田市に住んでいる。この本が今でもあるかどうかは不明。
この本については、風の松原に守られる人々の会が2012年9月に発行した風の松原に守られる人々の会発足10周年記念誌『守られて300年 この緑を未来へ 風の松原』の8ページで紹介している。
(2月26日午前中に市立図書館で確認した。ここに文字は印刷されていなかった)
見開きの次のページにはあすなろ書房社長の文章が載っていた。
次のページにはこの本を寄贈した人の文章があった。寄贈者は砂防林へ植林を始めた越後屋太郎右衛門の子孫だった。
これが越後屋太郎右衛門が植えたと言われているクロマツだ。なお太郎右衛門という名前は世襲だったため、何代目の太郎右衛門氏が植えたのかは不明。
「風の松原」については、『風の松原案内』というホームページで詳しく紹介しています。
その次のページが中の表紙 ここからは復刻版そのものだ。初版本で私がコピーしていた奥付は初版本と同じ
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