この児童書に出会ったのは、退職して風の松原を歩き始めたころ。その年の6月1日から防風林を歩き始め、図書館では能代の砂防林に関する本を探していた。
その時に見つけたのが、児童室にあったこの本だった。その時にコピーしたものが残っていた。

その本の表紙は
Image0103
次のページは
Image0095
3ページ4ページの見開きは
Image0096
5、6ページ目「はじめに」
Image0097
本文1、2ページ目
Image0098
奥付
Image0100
裏表紙は
Image0099
この本を私が市立図書館から借りたのは2004年後半。その時近所に住む大沼秀彦さんは、「僕はその本を持っているよ」と話していた。大沼さんが亡くなった時、私が弔辞を読んだが、『動く砂山』を譲ってくれとは言い出せなかった。息子さんは現在秋田市に住んでいる。この本が今でもあるかどうかは不明。

この本については、風の松原に守られる人々の会が2012年9月に発行した風の松原に守られる人々の会発足10周年記念誌『守られて300年 この緑を未来へ 風の松原』の8ページで紹介している。
Image0102
Image0101
今日の会議のあとで見せてもらった本は、
Image0103
裏表紙には能代市立図書館蔵書本(初版本)にはなかった「寄贈本」という文字が印刷されていた。
Image0104
表紙裏には次の文字があったが、この言葉が初版本にあったかどうかは確認していない。
(2月26日午前中に市立図書館で確認した。ここに文字は印刷されていなかった)
Image0105
始めは、この本の復刻版が発行されたのか、と思って一長堂書店に問い合わせたが、一長堂の店員は何も知らなかった。パソコン検索で「1968年発行の本ですが」と言うだけだった。
見開きの次のページにはあすなろ書房社長の文章が載っていた。
Image0106
次のページにはこの本を寄贈した人の文章があった。寄贈者は砂防林へ植林を始めた越後屋太郎右衛門の子孫だった。
Image0107
Image0108
これが越後屋太郎右衛門が植えたと言われているクロマツだ。なお太郎右衛門という名前は世襲だったため、何代目の太郎右衛門氏が植えたのかは不明。

「風の松原」については、『風の松原案内』というホームページで詳しく紹介しています。
Image0109
Image0110

その次のページが中の表紙 ここからは復刻版そのものだ。
Image0111
Image0112
Image0113
Image0114
と続き、その次のページが、私がコピーしていなかった初めてのページだ。
Image0115
この先は図書館等で読んでいただくとして、
初版本で私がコピーしていた奥付は初版本と同じ
Image0116
その次の見開きに
Image0117
イージスアショアや洋上風力発電へ反対する思いが、渡邊氏にこの本を復刻させたことがわかりました。この本の本当の奥付は
Image0118
渡邊氏のこの気持ちを生かすために私のブログでも紹介しました。