今日9月10日の北羽新報投書欄「読者のひろば」に、8月27日に掲載した投書に対する回答が掲載された。

その回答を紹介する。
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この回答を読むと、能代市役所は、2015年11月1日に「風の松原大好き市民」氏が投書し、それに対して同年11月15日に、能代市都市整備部都市生活課が回答して以来、全く何も進展させていない、やる気がないことが判りました。

 2015年11月15日の都市整備部の回答では、 「所有者へ直接車の移動をお願いしました。しかし、移動に応じてもらえなかったため、市で移動できないか調査したところ、市有地であっても、市が移動することができないことが分かりました。そのため、現在所在不明となっている所有者を調査中でありますが、今後は法的手続きについても検討したいと考えておりますので、ご理解くださいますようお願いします。」と書かれています。

 2015年の回答を都市整備部が出しているのに、今回の回答は教育委員会から出ているのも疑問です。風の松原に隣接した場所を普段管理しているのは、市役所のどの部課なのしょうか。
 どこが管理を担当したとしても2015年11月15日の回答が引き継がれている筈です。

 その回答では都市整備課が2013年にこの自動車を確認し、所有者へ直接車の移動をお願いしたことが書かれています。所有者から直接の移動に応じてもらえないでいた間に、2015年に所有者が所在不明になったのだろうと思います。

一昨日は一日中別な仕事があって風の松原に行きませんでした。昨日の朝(9月9日朝)、陸上競技場脇に行った時、廃車の様子がこれまでとまるで違っていました。
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そこで近づいて写真を撮影しました
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その時、私に近づいて話しかけてきた人がひとりおりました。 この写真に写っている影2人が、私とその話しかけてきた人です。
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その人は、私が首にタオルを巻き、その上に作業服を着て、あちこちの角度から写真を撮っているので、市役所の担当者だと思ったのだろう。 「ようやく車を移動しに来たのか」 と強い声で話しかけてきた。

私は 「そうではない、私が最近この廃車を移動させてくれ」 と北羽に投書した本人だ」 と話しました。投書してもクルマの様子に毎日何の変化もないから、見にきているのだ。昨日は来られなかったが、今日来てみたら、回りの雑木や雑草がきれいに刈り取られ、車自体も洗車されたようになっているから、移動はさせないつもりなのだろう。知らない人が見ると、今朝駐車したばかりのようにも見える、と話した。

クルマはきれいにはなっているが、タイヤは砂に埋もれている。特に前輪が埋まっている。これはここに駐車されていた期間の長さを物語っていた。少なくとも2013年から5年、もっと長いのかもしれない。

その人は「(クルマの持ち主は)もう死んだ。秋田に住んでいたが、死んだ。(市役所から?)末広町(自治会?)でなんとかしてくれと言われたことがあったが、自治会でやることではない」 と話してくれた。

こういう事態は、各市町村にも事例があると思い、インターネットで検索してみた。
愛知県可児市の例
香川県丸亀市の放置自動車の処理に関する条例
神奈川県川崎市の例
そのほか全国市長会で意見をまとめたものもあった
いずれも平成10年代に検討しているのである。

風の松原 と マレットゴルフ に関連したことでは、8月27日に 「コース内にミツバチの巣」 8月28日に 「マレットゴルフのコース」 というブログを書いてミツバチの巣があることを指摘した時に、ブログを読んだ友人の連絡を受けて、8月30日のブログに 「ハチに注意」 を書くことが出来たように、すぐに対応してくれたのは、今回の投書への回答を書いたと同じ 市教育委員会生涯学習・スポーツ推進課であった。